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2019-04-01
和装_打掛 #1

本日、2019年4月1日。空模様は小雨模様、その雨にみぞれが交ってます。

 

ところで、新年号(元号)発表ですね。

 

「令和」。

 

万葉集からの引用というニュースも。

 

「元号に関する懇談会」のため首相官邸に入る宮崎緑氏の着物姿がまるで卑弥呼のようと、ネットニュースも目に入ってきますね。

 

ここ数日、さまざまな日本の文化・歴史を思い起こす時となりそうですね。

 

さて、婚礼で日本の文化を代表する言えば、打掛。そして日本固有の美、と。

 

打掛のふきの柄_刺繍と織柄と染、金箔と螺鈿箔、絵師が大きな下絵紙に絵柄を描いてる様子が伺えるそんな打掛です。それぞれの匠が工房で作務衣をまとい、技を師匠からの伝承で受け継ぎ1本の反物に日本の様式を込める。ふきには真綿で柔らかなアクセントがあります、これらが造形の秩序(ユニティ)を形成してるとされます。

 

 

1本の反物に数十人の匠たちの技が盛り込まれています。

 

左前柄_新婦様の正面に絵柄を強調する柄。

 

そんな、打掛を欧米の文化と照らし合わせてみると、

着物が日本で広まる時代と同時代の欧州では、シンメトリー(左右対称)・黄金比率(1:1,618)が美しいとされ大きな基準でもありました。それに対して日本独自の様式は、代表的な紋様柄に代表されるシンメトリー性と一部崩したアンバランスな構成・オーガニックな曲線・空白と空間(わび・さび)で構成されてます。これはまさに、現代美術の手法がすでに日本では何百年もの歩みを経験しています。

この和装の柄の手法は、現在の構成学の参考にもなっており、特に欧州のデザインスタジオには日本の紋様集が書棚にコレクションされてることが多く、また驚くことに欧米の大企業のトレードマークには紋様柄が一部参考にされているようです。

 

総絵羽、着物全体が1枚の絵画のように描かれています。

絵柄構成は、アシンメトリー・余白の空間_「わび・さび」とも言われます。

 

そんな我々の打掛文化・着物文化を再確認しませんか。ぜひ、ご覧におこしくださいませ。

 

ところで、呉服屋の語源は中国の「呉(三国時代)」の国から輸入したおしゃれな服を品揃えしているおしゃれな服屋さん、という由来とのこと。今でいう「イタリアのブランドショップ」でしょうか。

 

 

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